神楽殿の歴史と魅力、出雲大社の中でも特別な存在

出雲大社の神楽殿

出雲大社の境内にある神殿の一つである神楽殿は、千家國造家の大広間として使用されていた場所で、明治に入り、出雲大社教が設立されてからは出雲大社教の神殿としても使用され、御祈祷や結婚式をはじめ様々な祭事行事が執り行われています。

現在の神楽殿は、出雲大社教・特立100年をお迎えした1981年に建て替えられました。大広間は270畳の広さを誇り、正面破風の装飾にステンドグラスが使われています。

神楽殿前庭には高さ47メートルの国旗掲揚塔が聳え立ち、揚げられる国旗は75畳(タテ8.7メートル・ヨコ13.6メートル)の大きさです。

また、神楽殿後方には出雲大社宮司家の祖先神や天満宮などをお祀りした鎮守社が並び、国旗掲揚塔の南には祓社、金刀比羅宮が並んでいます。

出雲大社の神楽殿は、出雲大社の境内にある神殿の中でも、特に格式が高く、多くの人々から愛されています。

出雲大社に参拝する際には、ぜひ神楽殿にも足を運んでみてはいかがでしょうか。